オールデンについて

タッセルローファーについてのお話

これからの時期に活躍するローファー。中でもとりわけ形式上(※日米国に限る)ビジネスでもOKなタッセルローファーは汎用性が高いと言えるでしょう。

タッセルローファー

タッセルローファーというものはタッセル=房飾りのついたローファーの事を指します。そのタッセルローファーの起源はオールデンとされています。厳密にいえばハリウッド俳優のポール・ルーカス氏がきっかけ。同氏はイギリス国王のエドワード8世が履いていたタッセル紐靴に憧れ、行きつけのNYの製靴店に依頼。しかしそこで作って貰ったはいいもの、足に合わず。結果、デザイン性を損なわず履きやすくしてほしいとその出来上がったタッセル紐靴の片足を別のNYの製靴店に、もう片足をLAの製靴店に依頼。依頼した店舗は偶然どちらもオールデンへ受注。その内の片方は別のデザインが起こされて製作されました。これが現在のタッセルモカシンだそうです。

タッセルローファーが一般に認知され始めたのはそれから約10年後の1957年。アメリカの老舗ブランド「ブルックスブラザーズ」が踵に飾り縫いをしたタッセルローファーを別注。これが東海岸の学生に、いわゆるアイビーリーガーの間で大流行。以来オールデンは一躍知名度が向上。以来今日に至るまでブルックス別注のタッセルローファーが生産され続けています。

タッセルローファーアイビーオールデンブルックスブラザーズ

その当時のアイビーリーガーが社会人となり、エリートビジネスマンや弁護士となってもスーツの足元にタッセルローファーが愛用したことから「弁護士の靴」とも呼ばれたりもしています。

 

オールデンのペニーローファーは「VANラスト」の展開が多いですが、タッセルローファーは全体的に幅の細身な「アバディーンラスト」が採用されています。

オールデンバンラストアバディーンラスト比較踏サイド

オールデンバンラストアバディーンラスト比較ソール

上:VANラスト

下:アバディーンラスト

タッセルローファー前述の通りビジネスシーンでも活躍できる一足ですのでドレッシーな印象を与える細身のラストが採用されたのだと思われます。

ちなみにアバディーンラストの「アバディーン」はスコットランドの北東部都市の名前が由来。厳密に言えばこのアバディーンにある世界で6番目に古い<ロイヤルアバディーンゴルフクラブ>というゴルフ場が由来とみています。なぜゴルフ場が由来か推測できるかといいますと、「FOOT-JOY」というメーカーが関係してきます。

FOOT-JOYはあのタイガー・ウッズやアダム・スコットも愛用し、米PGAツアー等で圧倒的なシェア率を誇る米ゴルフシューズメーカーです。ゴルフショップや百貨店にも数多く取扱いがある故、まさに履いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。実はこのFOOT-JOYの創業家とオールデンの経営を長年指揮しているターロウ家は血縁関係なのです。現在FOOT-JOYはドレスシューズの生産をしていませんが、半世紀前以上前からオールデンと近所の工場を構えており、そこでドレスシューズを生産されていたとのことです。

FOOT-JOYのが過去に生産した商品を見て行きますと、細身のタッセルローファーが数多く拝見されます。まさにアバディーンラストのタッセルローファーそっくりです。時は経ち、約20年前のこと。FOOT-JOYはドレスシューズ寄りのゴルフシューズの生産をやめる際、使用していた旧式の機械などをオールデンが引き継いだそうです。

この話からしてもアバディーンの意味、由来はスコットランドの名門ゴルフ場から取ったものとみて間違いないと思います。

ゴルフが大好きな方はロイヤルアバディーンゴルフクラブに思いを馳せながら履くというのもいいと思いますし、これから夏に向けて軽快な足元を演出したい方にもとってもオススメです!

オールデンタッセルローファーコードバン3775

オールデン タッセルローファー コードバン 3775 サイズ8D

 

オールデン663タッセルローファー

オールデン 663 タッセルローファー バーガンディ カーフ サイズ10D

 

アバディーンラストでもちょっと踵が抜けてしまうという方にはこちらがオススメ

ルミナタッセルローファー

カルミナ タッセルローファー サイズ8.5

このカルミナのローファー幅はある程度とっていますが、紐で抑えが効かない分甲周りの高さを低めに設定し、踵周りも小ぶりにすることでローファーやスリッポンでありがちな踵抜けがしにくくなっています。こちらは恐らく 「UETAM last」 だと思われます。

 

他にも当店には魅力的な商品が沢山ございます。

これからも可能な限り販売ブログでご紹介していきたいと思っております。

店頭でも販売していますので、お近くに寄られる際はぜひお越しくださいませ。

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