靴磨きで基本中の基本の道具はこれ!

革靴磨きで必要な道具はこちらです。

道具の選定

革靴に使用する道具

左からウエス、Mモウブレイ(デリケートクリーム)、Mモウブレイ(汚れ落とし)、サフィールクレム1925 江戸屋豚毛ブラシ、コロニル山羊ブラシ、JMウエストン馬毛ブラシになります。

馬毛ブラシ→毛が長くて柔らかくそして細いので隙間などのほこりもしっかり落としてくれます。

コバの隙間や紐穴のところには特にホコリが溜まりやすく、カビが生えやすいので念入りにブラッシングして下さい。

革靴に使用する馬毛ブラシ

馬毛ブラシで革靴のホコリを落としている様子

馬毛ブラシで革靴をブラッシングしている

汚れ落とし

古いクリームやワックスを落としてくれる道具です。

革靴に使用する汚れ落とし

ウエスに革靴から取れた汚れの様子

中性で汚れを落とすのに特化しているものを選ぶと良いです。

この時にウエスに付けて使用して下さい。

ウエスに塗布する量は画像のように少量で良いです。

(この量で片足の半面程使用できます)

汚れ落としを付け過ぎたり、強くこすりすぎると革を傷めるだけでなく、靴の色まで落とすことがあります。

この後に古いクリームやワックスを取り除いてスッピン状態になった靴にデリケートクリーム(保湿クリーム)を入れていきます。

デリケートクリーム

水分が多く含まれており、乾燥している革に潤いを与える道具です。

革靴に使用するデリケートクリーム

乾燥している場合に使用するので、毎回使用しなくても良いです。 アッパーだけでなく、インソールの革にもしっかりと塗布して下さい。

靴クリーム

油性、もしくは水性タイプがあります。好みがあるので好きな方を使用すると良いです。

革靴に使用する水性クリーム

革靴に使用する油性クリーム

どちらも、保湿効果や栄養成分が入っているので、靴を長く履いて頂くには欠かせないアイテムです。 塗布する時は目立つつま先から塗布するのではなく、目立たないカカトから塗布するようにして下さい。 (色変わりすることがあるのでテストするためです)

豚毛ブラシ

固くてコシがあるのでクリームを革の中にしっかりと入れ込むことができます。 (力を入れてブラッシングして下さい)慣れてくるとツヤを出すことも可能です。 ブラッシングした後、革の中に入り込まなかったクリームをウエスで軽く撫でるように拭き取って下さい。

革靴に使用する豚毛ブラシの様子

革靴に使用する豚毛ブラシの様子

山羊毛ブラシ

最後の仕上げに使用します。

革靴に使用する山羊毛ブラシの様子

水を付けてブラッシングするとツヤが出ます。水の量は革によってそれぞれなので一概には言えませんが、 私はブラシが少し湿る程度で行っております。

 

以上が靴磨きをする時に特に必要になる道具です。

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