エドワードグリーンについて

エドワードグリーンのバーガンディカラー問題

最近エドワードグリーンの中でも、よくお取り扱いさせて頂くことが多いバーガンディカラー

最近入荷した2点ともアンティークの仕上げされているようですが表記は「Burgundy antique」ではなく「Burgundy」です。実はこちら結構トラブルを抱えやすい色で特にこちらのインソールが大文字の横一列表記のバーガンディは非常に色抜けがしやすく、ほんの数回履くだけで履き皺箇所から激しい色抜けを起こします。この色抜けが早速エイジングを感じられて好きという方もいられる一方、本来の色味ぐらいが本当は良くて買ったのになんでこんな色合いに..という方もいらっしゃいます。

エドワードグリーンバーガンディ色抜け色落ち屈曲
このように特に屈曲部分は色抜けが早くこちらのようにつま先箇所と比べれば一目瞭然です。これの処置をどうするか、ですが以前はリムーバーでほんの軽く落と黒た後、色抜けしたアンティークの風合いをもう少しはっきりとさせるため色付きのクリームを黒ずんでいる箇所には黒、その他はバーガンディを薄く塗布して販売させていただいておりました。
しかしオンラインで購入して頂いたお客様がご自身でリムーバーで落としたところクリームがべったり付くぐらい塗布しクリームを付けすぎではないか、というご指摘を受けました。こうなった原因は洗浄力の強いリムーバー(溶剤)を使用した場合、当店で塗布したクリームの顔料成分と共に元からあったエドワードグリーン側で塗布された仕上げ材まで落ちたため、拭き取ったウエスにべったりクリームがついていたかのように思われたようです。

エドワードグリーンバーガンディ色抜け色落ちケア方法
それからというもの、このバーガンディーを販売するにおいてどういったケアが正解なのか再考、模索し続けました。
仕上げ材の色落ち問題は、生産側、販売側のおおよそどれぐらい落ちるか等の説明やエイジングのサンプルを提示しないとなかなか理解を得られないと思います。当時ご指摘された際、色落ちに関しての詳しい明記をしなかったことは当店も責任が合ったと痛感します。
色抜け、色落ちといえばパティーヌで有名なベルルッティ。こちらはオフィシャルでは発表されていないようですがベルルッティは消費者が増加するに連れ、色抜けに関する問い合わせが増加。最近は色抜けしにくい染料に変えたようです。本来、色抜けしていく過程も楽しむことを前提として考えていたとされるオルガベルルッティにとっては不本意であるかもしれませんがこれも致し方なかったことでしょう。

少々話がそれしてしましました。暫定ではありますがこの時期のエドワードグリーンのバーガンディケアの方針を新品と中古品で以下のように分けました。

新品の場合のケア
エドワードグリーンバーガンディ色抜け色落ちケア新品
【水溶性リムーバー、デリケートクリームのみ】
つまり新品の場合は仕上げ材はほとんど落とさず新品のあるべき姿で。ただし色落ちしやすい性質であるとこを強調して明記する。

※現在在庫としてある2点はどちらも未使用品となりますが、もしある程度エドワードグーリン側で施してある仕上げ剤を落としてほしいという方は購入時の備考欄にその旨をお伝え下さい。(ただし落ち具合をこの靴ぐらいに等、細かい指定はご遠慮下さいませ)

中古品の場合のケア
エドワードグリーンバーガンディ色抜け色落ちケア中古
【中古品→固形クリーナーを使用した後、油性水性両対応のリムーバーで軽く拭き取り、無色のデリケートクリーム、最後に薄く無色の乳化性クリームで仕上げる。】
つまり中古品の場合は革本来の油分を奪うことのない範囲で元の仕上げ材を落とし、その後は色付きのものは一切使用しないこと。もちろん色抜けに関することも明記します。

先日は数回使用されたお品を店頭にご来店いただいたお客様に2,3回使用のバーガンディをご購入いただきまししたが、もちろん先述の説明をした上で、お客様は無色のクリームよりもう少し深みが出るほうが好きということでお渡し前に全体にクレムの黒を薄く塗布しました。

エドワードグリーンカンタベリーバーガンディ

結局は何が正解というわけではなく好き好きというとこに落ち着きます。

問題のある色なんて言いましたが、裏を返せば他の靴にはない唯一無二の変化が楽しめて、ワクワクするお色でもあります。百聞は一見に如かずです。サイズが合いそうで気になる方は買って試して楽しんでいただければと思います。是非ご検討下さいませ。

エドワードグリーンについて

エドワードグリーン トルーンはシングルモンクの素晴らしい見本だ

今週の新商品として取り上げたいのがこのシングルモンク

前回もエドワードグリーンから紹介しました。当店は英国靴の中でOEM供給も多かったエドワードグリーンは特段取り扱いが多く当店もそれに応じて情報やノウハウが充実しています。
今回ご紹介するトルーンは昨年から注目をされつつあるシングルモンクです。静かに熱いこの一足を今回は深堀りしていきます。

まずはシングルモンクというものの成り立ちについて少しお話を。
ヨーロッパのアルプス地域にいた修道士が15世紀頃に履いていたサンダルを原型としています。「モンク(monk)」という名前も修道士という意味になります。「文句」じゃありませんよ笑
ちなみによく比較される人気のダブルモンクはウィンザー公がジョンロブに飛行士用のアビエーターブーツをヒントにオーダーを掛けた際誕生したもの。この誕生は1945年とされており発祥も時代も異なります。既成靴としては90年代以降に多く普及されるようになった代物です。
カジュアル化が進む中、あまり厳しく言われることはないかと思いますが、成り立ちからも装飾性の多さからもフォーマル性が高いものはシングルモンク>ダブルモンクとなっており、ビジネスシーンでは汎用性の高い一足です。

これまで華のあるダブルモンクが押され、シングルモンクは影を落としていたというところは拭いきれませんでしたが昨年から雑誌等でもクラシック回帰の路線の一つとしてシングルモンクが注目されはじめました。
但しダブルモンクと比べ、現状取り扱い数があまり多くありません。それに装飾性が少ない分、バックルの大きさや位置、ラストのバランスが非常に目が行きやすく全体のバランスがしっかり取れているシングルモンクはなかなか見つかりません。つま先にゆとりを持ったラウンドトゥにすると無骨過ぎ、細身に作るとバックルが悪目立ちしたり…

そんな色々悩ましいシングルモンク界の中で、完璧にバランスの取れていると当店が言い切れる一足が今回のトルーンです。
エドワードグリーンTROON【トルーン】シングルモンクモンクストラップ筆記体ロゴ82ラストサイズ5.5E
82ラストのつま先が細すぎず丸すぎずなアーモンドトゥはシングルモンクと非常に相性がいいです。トルーンは32ラストもありますがあちらも非常におすすめです。202ラストだと無骨になりすぎていたかと思いますし606ラストや888ラストのセミスクエアだとノーズが長く見えすぎる心配があります。この若干内振りに向くラストのデザインもしっくり来る一つの要因かなと考えています。私見ですがこれまで見てきたシングルモンクでいいなと思うものは内振りに振ったラストのものが圧倒的に多かったです。ラストの傾向からシングルモンク探しされるというのも良いかもしれません。

エドワードグリーンTROON【トルーン】シングルモンクモンクストラップ筆記体ロゴ82ラストサイズ5.5Eバックル
バックルはあまり太さのない控えめなもの、形自体も丸すぎず角も有りすぎず。正方形になっているものが多い中、縦にやや長方形になっているのがポイントかと思います。ベルト自体も太すぎず細すぎず。バックル側に羽根があると収まりすぎずバランスが取れる気がします。必要最小限の装飾が靴全体を引き立てます。
ここまで洗練されたシングルモンクを私は見たことがありません。やはりグリーンは偉大です。

エドワードグリーンTROON【トルーン】シングルモンクモンクストラップ筆記体ロゴ82ラストサイズ5.5Eライニング
ここからシングルモンクの話というわけではないですが、他にもこの靴ならではも魅力的な点。この靴のソックシートのロゴは90年代半から2000年ごろににかけて一時期復活した筆記体モデル。82ラストは2000年代最初期頃からのリリースなのでこちらは恐らくそのあたりのものかと思います。ライニングも含め内部が黒に統一されて筆記は銀字になっており脱いだ際も非常に気品ある仕様ですね。

エドワードグリーンTROON【トルーン】シングルモンクモンクストラップ筆記体ロゴ82ラストサイズ5.5Eヒールカップ
今回バックルの留め箇所はゴムとなっていて脱ぎ履きが非常に容易です。脱ぎ履き多い時があるけどローファー系はビジネス上ちょっと、、と思う方には非常に助かるはず。しかしその分踵の抜けやすさという点が心配なところがありますが、この小ぶりで立体的なヒールカップを見て頂けるとその心配も解消されるでしょう。踵の追従性はピカイチです。
ただ今回のトルーン、一点だけあるツッコミどころもこのヒールカップ箇所。よく見ると左足のテールの切り返し位置がズレています。吊り込み自体はしっかりされて特にリジェクトスタンプなど見当たらないので正規として出回ったと思いまが、エドワードグリーンの過渡期の名残りとおもってご寛容頂ければ幸いです。

エドワードグリーンTROON【トルーン】シングルモンクモンクストラップ筆記体ロゴ82ラストサイズ5.5E革質
ちょっと欠点はありましたが、それをすべて帳消しにしてくれるようなこの肉厚で密に詰まった革質は圧巻です。革の個体としては大当たりだと言い切れます。この質感は他には代えがたいですね。サイズも5.5Eと出回ることが非常に少ないサイズ、なおかつ時代的にももう20年前のもので生産も少なかったであろう代物で一度逃すとなかなか機会が訪れないお品です。

イチオシ商品ながらこれまでインスタグラムで新商品として投稿を忘れていたので、オンラインに上げるまで売れずにいましたがこのサイズは結構争奪戦です。ご興味ございましたら是非お早めにご検討下さいませ。

こちらはEDWARDGREEN販売ページ

こちらはEDWARDGREEN買取ページ

エドワードグリーンについて

エドワードグリーン ハリファックスというちょっと変わった逸品

最近入荷した商品のなかで人期は異彩を放つこの商品、定番のエドワードグリーンのドーバーがブーツになったのがこちらのハリファックスです。

変わり種ではありますが一つ一つの部位は伝統的なエドワードグリーンそのもので構成されています。少し深堀りしてみましょう。

エドワードグリーンHalifox【ハリファックス】UチップチャッカブーツDOVER【ドーバー】ブーツ202ラストエプロンフロントダービー
デザインはエプロンフロントダービーと呼ばれる切り返し。アッパーは現行ではユタカーフですがこちらはアーモンドという色のシボ感の強いグレインレザー。カントリーテイストがこちらの方が強めでしょうか。踵と爪先付近にアンティーク仕上げがされていてグリーンらしさが散りばめられています。ドーバー同じく手縫いのライトアングルモカが施されています。こちらの旧いモデルでもライトアングルモカではあると思うのですが、シボ感の強いグレインレザーでの処理が難しいのかモカの凹凸感があまりないような感じです。以前同じような凹凸感の強いグレインレザーのドーバーも販売したことがありますが同様にモカ部分は凹凸がすくなかったですね。

エドワードグリーンHalifox【ハリファックス】UチップチャッカブーツDOVER【ドーバー】ブーツ202ラスト比較
参考にこちらは以前販売した同年代のカーフ版ハリファックス。通常のカーフになるとライトアングルモカの凹凸感が現行と同じくしっかり出ている風合いなので年代による技術的な問題などではなく、使っている素材の違いで仕上がりが若干変わると見るべきかなと思います。

エドワードグリーンHalifox【ハリファックス】UチップチャッカブーツDOVER【ドーバー】ブーツ202ラストソックシート

ソックシートを見ると金文字囲いのMABE BY表記のないもの。これは90年代初期、新工場に以降したてほやほやぐらいの頃のものかと思われます。(動画では中を見たときサイズの窓枠がないタイプだったのでとっさに旧工場と言ってしまいました..失礼致しました)
この時代のものでAランク以上のコンディションの商品は最近めっきり減ってきました。

エドワードグリーンHalifox【ハリファックス】UチップチャッカブーツDOVER【ドーバー】ブーツ202ラストダイナイトソール
ソールは定番ハルボロ・ラバー社のダイナイトソール。正式名称は「スタッデッドソール」でダイナイトという名称はハルボロ・ラバー社のコレクションの名前だそうです。最近私も知ったお話です。
今ではこのダイナイトソールは、エドワードグリーン、クロケットアンドジョーンズ、トリッカーズ、リーガル、三陽山長など英国有名メーカーから国産まで幅広く採用されておりいちばん有名なラバーソールといっても過言ではないほど普及していますが、これまで色々扱ってきた中で思ったのが90年代より前の靴には採用されていることは皆無ですね。
一応歴史上1910年にこの突起したようなパターンが完成し、100年間変わっていないとのことでかなり昔からあるようですが、少なくともドレスシューズへの普及時期は90年代以降と推測しています。
雨用のソールと言われますがすごいグリップする!という程ではありません。レザーソールよりかは確実に滑りにくい安定性といったところでしょうか。ですがラバーソールの中でも硬めであるゆえレザーソールの質感と比較的近く、歩行音もややカツッ、カツッとレザーソールを思わせるかのようなあの品のある感じ、薄さもレザーソールに近く外観を損ねないことが人気の理由です。

エドワードグリーンHalifox【ハリファックス】UチップチャッカブーツDOVER【ドーバー】ブーツ202ラスト丈感
丈感はオールデンの1339、1340より少しだけ高いかな?ぐらいの使いやすいチャッカ丈。脱ぎ履きも普通のブーツと比べてしやすいので気楽に履いていけますね。
ちなみにハリファックスという名前はご存知の方もいられるかもしれませんが、カナダの南東端で大西洋に面するカナダ大西洋岸地方最大の文化・経済都市。英国植民地であったことで今でも英国式のパブなど色濃くその文化は残っています。不凍の港として昔から非常に重宝され現在でもヨーロッパ圏からの交通の要所としても知られています。ただ不凍の港といえど「寒冷地な中では比較的穏やかな気候」ということなので寒いには寒いです。暑くはないけどそこそこ寒い、まさに丈感もそんな間をとったようなな感じですよね笑
エドワードグリーンはどういう意図でネーミングしたかは不明ですが、少なくとも環境や歴史を重んじて名付けているのは確かだと言えます。

バブアーやベルスタッフあたりを着てデニムで合わして履く伝統的なカントリースタイルにもばっちり合いますし、色味が重々しくなりやすい雨靴に明るいカラーのラインナップとして取り込むのもよし。トリッカーズのカントリーブーツ程テイストは強くないので収まりが良いかと思います。悪く言えばどっちつかずな靴かもしれませんが、よく言えばほどよい塩梅だからこそある程度のスタイルには収まってしまうという靴かなと思います。今週は雨天が続くようですので是非これを気にサイズが合う方はご検討してみてはいかがでしょうか。

 

エドワードグリーンについて

マッキントッシュ エドワードグリーン製 パンチドキャップトゥ についてのお話

今回ご紹介するのは皆様の想像するエドワードグリーンらしくない一足です。

エドワードグリーンと同じ英国の老舗ブランドマッキントッシュから発売された外羽根のパンチドキャップトゥ。

マッキントッシュエドワードグリーン製パンチドキャップトゥ

こちらはマッキントッシュでもハイエンドラインとしてリリースされた一品です。このライン、日本でもごく少量の生産だったようで、特にこちらのブラックは人気だったようです。マッキントッシュの公式ではエドワードグリーン製という明記はありませんが、以下の箇所を見ると判別はつきます。

マッキントッシュエドワードグリーン製パンチドキャップトゥ小窓

まず特徴的なのがこの小窓。普段ですとこの中にサイズ、ラストが記入されております。今回サイズ、ラストは何処へいったのかというと...

マッキントッシュエドワードグリーン製パンチドキャップトゥサイズラスト表記

タン裏にありました。癖のあるこの字体は確か工房にいる一人のおばさまが書いていたという記憶があります。ちなみに旧工場の古いものだと小窓がなく文字の癖も変わります。旧工場を買収したジョンロブと字体が近い感じですね。

エドワードグリーン判別字体

旧工場EG

エドワードグリーン旧工場判別字体ジョンロブ

ジョンロブパリ

話を戻しましましょう。判別理由としてあとはトップリフトの化粧釘でしょうか。

マッキントッシュエドワードグリーン製パンチドキャップトゥ化粧釘

この化粧釘の3本打ちもエドワードグリーン製によく見られる特徴の一つですね。更に細かな箇所で判別するのであれば「MADE IN ENG(LAND)」の刻印とトップリフトの間にやや湾曲している模様です。これは「飾り車」という工具で模様をつけていくのですが、この模様や入れ方の癖があります。日本では工具を制作していたお店が現在壊滅状態である故、靴制作、または修理の職人さんではこの工具を集めてコレクションされてる方もおられます。

やはりエドワードグリーンといえばシングルソールで内羽根の靴か、スキンステッチのドーバーという華奢でエレガントなイメージですが今回の商品はダブルソールで外羽根、それに外鳩目というカントリーなこの仕様をみて一瞬でエドワードグリーンと言い当てれる方はごく少数でしょう。しかしながら、他のカントリーシューズと一線を画す佇まいがあります。それはなぜか...

まずは202ラストより甲とつま先にかけて若干シャープにした64ラストの採用にあります。

マッキントッシュエドワードグリーン製パンチドキャップトゥ64ラスト

本来なら細く見えますが360°のストームウェルト、ダブルソール、外鳩目という屈強3点セットの採用によりボリューム感を出しているのであって、実際履くと案外スマートに履けてしまいます。

マッキントッシュエドワードグリーン製パンチドキャップトゥヒールカップ

後ろから見るとエドワードグリーンらしく、ヒートカップが小ぶりで立体的に釣り込まれていますね。

次にブローキングです。

この飾りの箇所の間隔が広かったり、パンチングを大きくするとトリッカーズを代表とするカントリーシューズのようによりカジュアルダウンした印象になります。

マッキントッシュエドワードグリーン製パンチドキャップトゥブローキング

今回の商品はカドガンやバークレー等エドワードグリーンの内羽根シングルソールと変わらないブローキングの間隔と大きさです。この控えめなブローキングによりやや華やかさを出しつつもドレス感をまとっています。

最後に挙げるとすればやはり革の上質さでしょうか。キメの細かいボックスカーフでアッパーを成型しておりますので地から湧いてくるような上質な輝きがあります。

このドレスすぎずカジュアルすぎない塩梅に仕上げることによりオンオフ問わず、気軽にどこへでも履いていこうとおもえるデイリーユースなエドワードグリーンになっております。ハ−フラバーの中でもタフな#vibram2340を貼られている点においても前所有者様も同様デイリーユースに履こうとされいたご意向が伺えます。

今回そんなレアな別注がかった一足をお求めやすい価格に見直して販売致しました。

マッキントッシュエドワードグリーン製パンチドキャップトゥサイズ7.5E

マッキントッシュ エドワードグリーン製 パンチドキャップトゥ サイズ7.5E

このミントコンディションでこのお値段は相当お買い得かと思います。気になる方はお早めに...

サイズご不安でしたら店頭にもご用意致しておりますのでお気軽にお越しくださいませ。

エドワードグリーンについて

エドワードグリーン トップドロワーについてのお話

エドワードグリーンの中でも最上級のラインとされているモデル「トップドロワー」。

ライニングの表記から「TD」とも呼ばれています。

エドワードグリーンントップドロワーライニング表記TD

トップドロワーとは、一言でいえば通常のパターンオーダーでは注文出来ないものができる、さらにプレミアムなパターンオーダーという表現をすればよいでしょうか。

このトップドロワーは本国イギリス工房で、少数精鋭の熟練の職人によって製作されおります。まさにエドワードグリーンが最高の技術をかけて意匠されたモデル。その作りはビスポークを彷彿とさせるような美しい仕上がりのオンパレードです。トップドロワー(top drower) というネーミングも恐らく、その熟練の職人たちを指しているものではないかと思われます。

 

トップドロワーしかない、しか出来ない仕様はいくつかあります。

代表と言えるのがこの半カラスのVエッジ+ベベルドウェスト仕様(通称TD仕様)

通常モデルと比較しますとその違いは明らかです。

エドワードグリーンントップドロワー通常ライン比較サイド

エドワードグリーンントップドロワー通常ライン比較ソール

通常

 

エドワードグリーンントップドロワーTD比較サイド

エドワードグリーンントップドロワーTD比較ソール

TD

トップドロワー仕様のほうが絞り込まれたような印象を与えています。

それと要望によっては、イニシャルで釘打ちもしてくれます。

 

アッパーの切り返し部分にも注目。

エドワードグリーンントップドロワー通常ライン比較切り返し

通常

通常モデルも十分丁寧ではありますが、曲線に入る部分は若干切り返しから離れてステッチが入ってるように見受けられます。

エドワードグリーンントップドロワーTD比較切り返し

TD

ステッチが切り返しのキワキワまで攻めこまれていますね。尚且つすべて均等に!

普通ならここまで攻めると切り返し部分からステッチが落ちたり革がよくないと裂けたりしてしまいます。

黒は特別にワインハイマーのボックスカーフが使用されています。その革のきめの細かさ、丈夫さを最大限に表現した攻めこみといってもいいでしょう。

黒以外は通常の革と変わらないとのことですが、恐らく通常よりも良い部位が使用されてる可能性が大いに考えられます。

(是非茶色のトップドロワーも見てみたいものです...)

次にヒールを見てみましょう

エドワードグリーンントップドロワー比較ヒール

大体通常モデルよりも5mm程高く設定されています。少しの違いですがエレガントに見える要因の一つですね。

ヒールの切り返しも比較すると

エドワードグリーンントップドロワー比較ヒール切り返し

通常モデルですは切り返しからステッチまでの幅が左2mm右3mm。(ズレ1mm)

トップドロワーだと切り返しからステッチまでの幅が左2mm右2mm(ズレ無し)

通常も決して悪くないのです。通常この誤差は丁寧と言えますが、トップドロワーが凄すぎるぐらい精密なんです。

 

有り難い事にシューツリーも付属しています。

エドワードグリーンントップドロワー808ラスト木型

専用ラストですのでくびれ、立体感がよくわかります。

特にこの808ラストは攻め具合いは素晴らしいですね。立ち上がりのうねり、ふまずのそぎ落とし、ヒールの小ささの立体感をみるに個人的にはエドワードグリーン最高峰の木型だと思います。

当時負債まみれのエドワードグリーンを救ったデザイナー、 ジョン・フルスティック氏がポルシェ911から発想を得てこの木型を開発したという話は有名です。いつか808ラストでポルシェ911を運転してみたいものですね。。

 

この808ラスト、数年前まではトップドロワー専用の木型とされていましたが、現在では既成ラインにも登場しています。トップドロワー自体も昨年伊勢丹さんが別注で1つ既成モデルをリリースしていますね。その他トップドロワーは時期によってはステッチが途中から2重から1重になったり、切り返しのデザインが少し違ったりしますが、一番違うのは値段でしょうか(笑) 身も蓋もない違いでスミマセン...

10年前であれば30万以下でオーダー出来ましたが、今はお値段が50万を超えるようです...先ほどの既成ラインも48万...!!

 

当店ではそんなトップドロワーモデルをお安く販売しております。

エドワードグリーンGLADSTONE【グラッドストーン】トップドロワーストレートチップ808ラスト

エドワードグリーン GLADSTONE【グラッドストーン】トップドロワー ストレートチップ 808ラスト サイズ7D

エドワードグリーンCHURCHILL【チャーチル】トップドロワーパンチドキャップトゥ808ラスト

エドワードグリーン CHURCHILL【チャーチル】トップドロワー パンチドキャップトゥ 808ラスト サイズ7D

 

エドワードグリーンChelsea(チェルシー)トップドロワーストレートチップベベルドウエスト

エドワードグリーン Chelsea(チェルシー) トップドロワー ストレートチップ ベベルドウエスト サイズ7D

 

現在ある在庫サイズ表記はすべて7Dです。

足長左右平均25.2cm B〜Cウィズ相当の私の足ですと

エドワードグリーンントップドロワー808ラストサイズ感

808ラスト 7D

808ラスト7Dはジャスト、内羽根の開き10mm程度でしょうか。個人的には理想のフィッティング

 

エドワードグリーンントップドロワー82ラストサイズ感

82ラスト 7D

次に82ラスト7D。ジャストでやや内羽根が閉じきるという具合です。甲のある方は82ラストの方が良いかと思います。

 

以下私靴サイズ感でです。ご参考になれば幸いです。

Edward Green 202ラスト 6.5E(踵やや緩め内羽根閉)

Edward Green 82ラスト 6.5E(ジャスト内羽根閉)

John Lobb 7000ラスト 6.5E(踵やや緩め内羽根閉)

John Lobb 8965ラスト 6.5E(ジャスト内羽根閉)

Alden バリーラスト 7 (ジャスト内羽根開5mm)

Alden モディファイドラスト 6.5(ジャスト外羽根開10mm)

JMウエストン GOLF 6D(ジャスト外羽開5mm)

三陽山長 友ニ郎 7(踵やや緩め内羽根閉)

クレマチス銀座 既成ライン 6.5(ボールジョイントタイト目内羽根閉)

KOKON KO-N1ラスト 7(ジャスト内羽根閉)

rendo 845ラスト 7(ジャスト内羽根開10mm)

 

サイズ感が不安でしたら店頭にございますので、ご来店頂けると試着もできます。

この素晴らしきトップドロワー、是非とも購入ご検討下さい。

 

こちらはエドワードグリーン販売ページ

 

こちらはエドワードグリーン買取ページ

エドワードグリーンについて

エドワードグリーン 202ラスト

202ラストの紹介

本日は木型の紹介をしたいと思います

ラストの豊富なブランでございますがその中でもエドワードグリーンの代名詞202ラスト

英国の伝統的なシルエット

 

 

丸みを帯びた形状で甲は低く抑えられており、ウィズの細い方、甲が低い方でも

合うような設計となっております、丸みを帯びておりながら、シャープで美しい形

 

 

ヒールの高さも82ラストに比べると低い設計です

82ラストが合わない方は。ご検討いただけたらと思います

 

 

伝統的な202ラスト 前衛的な82ラスト選ぶならどっち??

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