鏡面磨き(ハイシャイン)について

ネル生地の巻き方

ネル生地とは

フランネルという柔らかく軽い毛織物の略称ですが、 主に「綿(コットン)素材」の生地表面に起毛をかけた生地の事を綿ネルやコットンネルと呼びます。

起毛とは?

生地表面の繊維を毛羽立たせる加工技術で、ふっくらとした柔らかな風合いに仕上がります。 片面のみ起毛させたものや両面起毛させたもの、目の細かいものや毛足の長めなもの、 分厚いものや、薄手のものと種類はさまざまです。ラスタイルでは赤のネル生地を使用しております

 

ネル(コットン)の巻き方

ネルの長さ

手の大きさが関係している為、それぞれなのですが、lastyleでは横47cm縦8cmで巻いています。

ネルの巻き方1

人差し指と中指をネルの裏生地の端に置きます。

ネルの巻き方2

指の先端をしっかりとネルに当ててネルの端をつまんでねじりながら第二関節付近にネルを二度巻いていきます。 この時に二回目に巻いたネルは一度目に巻いたネルのすぐ下に巻くようにして下さい。

 

ネルを引っ張っている様子

ネルを引っ張っている様子です。この時に指の先端が少し痛いくらいネルを引っ張るとネルが張って磨きやすくなるため指の先端が少し痛くなるくらい引っ張ることをオススメします。

ネルの巻き方6

画像はネルが張っている様子です。先端がシワになっていないのがベストな巻き方です。

ネルの巻き方8

余ったネルは指に巻き付けたり、後ろの結び目に通すことで邪魔になりません。以上で完成になります。

※ネルの巻き方も人それぞれなのでご自身で一番やりやすい方法を見つけられるのが一番だと思います。

 

 

 

 

鏡面磨き(ハイシャイン)について

缶ワックスを使った、ハイシャイン(鏡面仕上げ)の方法

ハイシャイン(鏡面仕上げ)

革靴にハイシャインする道具

ワックス

靴に光沢を出すために開発された道具です。新品のワックスの状態で使用すると有機溶剤と言って革に良くない成分が入っているため7日〜10日程ワックスのフタを開けて有機溶剤を揮発させて使用して頂くことによってワックスが乾燥して固まりやすくなることでワックスを革の上に乗せやすくなるのと光沢が出やすくなります。

ハンドラップ

水を出すための道具です。ワックスで光沢を出す時に一緒に使用します。 布→ワックスと水を付けて革に塗布するものです。

1.クリームを塗布した後ワックスを光らせたい場所に手で塗り、ベースを作ります。 (ベースの量はこれも革によって違うので一概にこの量が正解とは言えません。ただし厚めに塗布されることをオススメします)

ワックスもクリームと同様、芯が入っている硬い部分の目立ちにくいカカトから塗布し、つま先に塗布して下さい。 理由は、革が柔らかい履きジワに塗布してしまうと履いて歩いた時に、ワックスが割れてしまうため革の柔らかい場所には塗布しないようにして下さい。

スッピン状態の革靴の様子

↑の画像はまだ何もしていない状態です。

革靴のつま先にワックスを塗布している様子

↑の画像はベースを塗布している状態です。(円を描くように塗布することでワックスが革にしっかりと付いてくれます)

革靴のカカトにワックスを塗布している様子

↑つま先と同様にカカトに塗布している様子です。

革靴の履きジワの様子

↑履きジワを指しています。

↓光沢を出す時のワックスの量です。

※革の質や、靴の状態によって取る量が違うので、あくまで参考程度でお願いします。

革靴にワックスを乗せる塗布量

2.ハンドラップを使用しワックスと水を入れ取って光らせていきます。

革靴のカカトを光らせている様子

↑目立ちにくいカカトから円を描くようにワックスを塗布している様子です。

革靴のつま先にワックスの膜を張っている様子

革靴のつま先にワックスの膜を張っている様子2

,鉢△呂弔淦茲鳳澆鯢舛ようにワックスを塗布している様子です。

水を使う理由はワックスを布に取られてしまうのを少しでも防ぐために水で湿らせてワックスを革の上に乗せやすくするためです。 (これも革によって取る量が違うので一概にこの量が正解とは言えません)

△紡海

それでは,梁海です。

革靴のつま先部分にワックスの膜を出している様子

↑何度か塗布を繰り返しているとだんだん光沢が出てきました。

革靴のつま先部分にワックスの膜を出している2

↑いよいよ終盤です。

革靴のつま先部分に顔が映っている様子

革靴鏡面完成様子

左が鏡面仕上げで右が何もしていない状態です。

以上で鏡面磨きの完成になります。

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